【つくし文具店】つくしえんぴつキャップは木とステンレスの相性が抜群!

【つくし文具店】つくしえんぴつキャップは木とステンレスの相性が抜群!

大人になってから鉛筆を使った経験はあるだろうか? ほとんどの人が「いいえ」と答えるだろう。鉛筆はシャープペンに比べて使いづらいし、普段ボールペンを使用する機会の方が多いため、筆箱には鉛筆が入っていないことも少なくないはずだ。

ただ、久しぶりに鉛筆を使ってみると懐かしい書き心地に浸れる。読書感想文を書かされた小学校の頃を思い出す。「文字を書く」ことをあまりしない現代、鉛筆を1本忍ばせておくことは、忙しなく過ぎる日々を忘れられる1つの方法ではないだろうか。

このように感じたのは「つくし文具店」本店へ行き陳列された商品を見ている中で「つくしえんぴつキャップを」見つけたからだ。本記事ではつくし文具店について、つくしえんぴつキャップのいいところ・少し残念なところなどを紹介していければと思う。

つくし文具店とは

つくし文具店は国立駅から徒歩20分程度、閑静な住宅街の一角にある小さな文具店だ。一般的なコンビニエンスストアの4分の1くらい。3坪と明らかに小さいスペースにつくしオリジナル製品とその他文具が陳列してある。

ホームページによると、つくし文具店は1964年から1990年ごろまで家の片隅で細々と営業していた文具店を2004年6月3日にリニューアルし再オープンした店だという。

つくし文具店のプロダクトは取扱店で購入することも可能だが、本店ということもあり購入にあたってはどこか特別感を感じる。通える距離の人はぜひ足を運んでみてほしい。

つくしえんぴつキャップとは

つくしえんぴつは「つくし文具店」オリジナル製品の1つ。名前の通り、鉛筆の芯を守るためのえんぴつキャップだ。最大の特徴は1本の金属を曲げて作っているということ。一筆書きで製造されているためパーツがバラバラになってしまう恐れがない点、独特なデザインながらシンプルで飽きない工夫が施されている点が魅力である。

つくしえんぴつキャップのいいところ

僕がつくしえんぴつキャップを購入して、良いと感じたところを解説する。

細部までこだわっている

つくしえんぴつキャップはとにかく細部までこだわって作られている。

1つ目は末端が丸く加工されているという点。おそらく、ワイヤーをカットしたまま製造すると端が鋭利で非常に危険だが、丸く加工されていることで安全にえんぴつキャップを使用できる。また、可愛らしいシルエットを楽しむこともできる。

2つ目は、先端のバネ部分が精密に等間隔で巻かれているという点だ。少し押してもきちんと元の形状に戻るため、精密に設計されているのだろう。

ペン先が可愛い

えんぴつキャップのバネ部分、等間隔のスキマから黒鉛がちら見えするのがとても可愛い。非常に独特なデザインだが、可愛く見えるよう設計されているのが大きな魅力だ。

クリップがついている

そもそも、えんぴつキャップにクリップがついている製品をあまり見たことがない。そこだけ見てもつくしえんぴつキャップを選ぶメリットは大きいだろう。

えんぴつを普段から持ち歩きたい人は、つくしえんぴつキャップを使えば、手帳に挟んでバッグに詰めるだけでいい。

つくし鉛筆がついている

商品は鉛筆キャップとつくし鉛筆のセットで販売されている。そのため1つ購入した瞬間に「つくしえんぴつセット」が使用できるのだ。えんぴつとキャップを揃えたいという要望にもしっかりと答えてくれている。

つくしえんぴつキャップの少し残念なところ

間違いなく最高品質のプロダクトだが、購入してから少し残念なところに気づいてしまった。2つ紹介するが、許容できるのなら間違いなく購入を検討した方がいい。

鉛筆に傷がついてしまう

個人的に最も残念に感じたポイント。つくしえんぴつキャップを取り外すと、くっきりと跡が残ってしまう。しかも、えんぴつ自体の形状が多角形であるため、一部分のみ傷がついてしまうのだ。(傷が目立ってしまう…)

「それも味」といえばそうなのだが、ずっと綺麗な状態で使用したい人にとっては少しがっかりしてしまうポイントだろう。

他の鉛筆には利用できない

つくしえんぴつは直径9mmほど。一般的なえんぴつは7mm程度のため、基本的には「つくしえんぴつ専用のキャップ」ということになる。

何かお気に入りの鉛筆がある場合、たとえばステッドラーやuniを持っている人がおしゃれなキャップ目的で購入を検討しているならやめておくべきだ。

文房具好きにはたまらない「つくしえんぴつキャップ」はぜひ本店で

本記事では「つくしえんぴつキャップ」について詳しく解説してみた。持っているだけでどこかワクワクし、幼少期のことを思い出せるプロダクト。残念なところも少しあるが、見た目・機能性・品質ともに完璧なため、ぜひ購入を検討してみてほしい。