出会いと別れ|おしいれマガジン2022年/9月号

出会いと別れ|おしいれマガジン2022年/9月号

今月も遅れてしまいました…
月末22日から全く仕事がなかったにもかかわらず「ちょっと休憩…」ってやってたらいつの間にか、11月とかになってましたね。
仕事をかっつめてしまいましたので、大量の休憩が必要だったみたいですね。
まぁ、おしいれマガジンはじまります。

今月のイベント

今月は、9月2日あたりから東京に戻ってきて、久しぶりに東京を満喫しました。
かと思えば、長野旅行に行ったりと、いろいろなところに足を運んだ1ヶ月でしたね。

①:ぎり石川で栢野大杉

9月1日くらいの出来事です。ぎり石川にいたので栢野大杉にいきました。
栢野大杉は菅原神社境内にあり、樹齢2,300と言い伝えられている御神木のこと。国の天然記念物に指定されている太さ11m、高さ54mの大木は、目の前にすると圧巻でした。


僕は全く知らなかったのですが、母の勤務先で栢野大杉名物「草だんご」をいただいたことから知ったらしく…
朝早く起きたので、ドライブがてら「草だんご」を買いに行った感じです。


草だんごは、ねっとりとしている柔らかいお餅で、蕎麦餅あたりが近い食感だったと思います。

②:西圓寺カフェ

栢野大杉と同日に西圓寺カフェへ行きました。
こちらは、小松市街中にある廃寺を改修して?温泉+カフェとして利用している場所らしいです。


ホームページを調べたところ、1473年に創建されたお寺らしく。廃寺となった今でも現代の人々を支えているスペースとして存在しているようです。
まって、1473年ってことは550年くらい経っているのか…凄すぎ。

こちらも恥ずかしながら、はじめて知った場所です。(小さい時行ったらしいけど覚えていない)
温泉は小さめですが、カフェは広々・ゆったりとした空間でした。

とんかつ定食を食べました。
薄味ですっきりと食べられる感じでした。
石川県小松市に行った際は穴場スポットなので、ぜひ。

www.bussien.com

③:久しぶりの友人たちと再会

東京に戻ってきて7日。東京の友だちと会いました。
場所は新宿。「めだか」という居酒屋です。


和風・おしゃれで高級感あふれる店構え。でも、料理・お酒ともに激安という、学生の飲み会にはぴったりの場所です。(学生じゃないけど…)

  • ビールは180円(変動あり)
  • 席数600席
  • 3階建

スペックだけ羅列しても、すごく安い居酒屋であることがご理解いただけると思います。

肝心な話題ですが、学生時代の話や今現在の仕事の話などしました。みんな24歳なので近況報告も兼ねて。楽しい1日でした。

④:紙工視点

紙工視点(シコウシテン)は紙の可能性を探るプロジェクトらしく、彼女が行きたいと言っていたので、ついて行った感じです。

僕らが行ったのは第2段だったらしいです。(第一段も行きたかったなぁ…)
なぜ行ったかというと、紙でできたシェルフが購入できると知ったから。

https://www.kamigu.jp/category/select/pid/9953

紙なのになぜそんな耐久度を保てるの?斬新!みたいなことを考えながら行きました。展示内容・展示スタイルともに斬新という言葉では表せないほどの”斬新さ”でした。クリエイティブ熱が再熱しました。

⑤:長野旅行

長野旅行に行きました。いつもの彼と。
今回の旅は結構ボリューミーだったので、1つ1つ紹介したいと思います。

いざかやさいとう

ホテル付近を散策していると「いざかやさいとう」を見つけました。ふらっと行ったお店なので、何が名物とか全くわかりませんでしたが、魚が有名らしいですね。

なんか田舎感ある居酒屋だなって感じ。

あとで調べてみると、ママさん?がおしゃべり上手なことで有名だそう。実際、常連でママさんの話を聞くために来ているような人もいました。いいところですね。

しかも、料理はそこまで高くないんですよ。2人で10品くらい食べたのにお会計5,900円ほど。ラッキーでした。

カフェ

コーヒーと紅茶のお店「mi-fa」へ行きました。
僕たちは結構な頻度でカフェに足を運びます。今回もものすごく長い時間歩き……たまたま見つけたコーヒーショップに入ったという感じです。

店内はものが多く生活感あふれる空間だけど、綺麗に整っている感じ。特に、浮いている額縁が印象的でした。とても大きいとは言えない、、こじんまりとした店内でしたが、だからこそゆったりとした時間を過ごすことができたと思います。

僕はスリランカの紅茶でしたかね。友人はネルドリップのコーヒーを飲みスコーンを食べていました。僕はコーヒーを一口もらって飲んだのですが、「ネルドリップ面倒臭いけど、やろうかな……」とネル独特の味わいに引き込まれてしまいましたね。

最後に、店内を訪れた常連さん?と少しお話をしました。

どこから来たの?
駒ヶ根はいいところよね
私も昔は神奈川に住んでいたんだけど、駒ヶ根が気にいっちゃって、ここに移住してきたの

こんな感じで5分くらい話しました。
こういう一期一会の会話って本当に尊いなぁと思います。

この瞬間、このタイミングでなければ話さなかった人と心が通じ合う感じ。「今後一生会うことはないんだろうな……」「同じ場所に行けばもう一度会えるかも……」そうやって意識すると、心の奥がキュッとします。

あの時の光景が目に浮かびます。

mi-fa0608.square.site

光善寺

次は光善寺へ。
このお寺にはストーリーがあるそうで、その話が非常に興味深いものでした。いわゆる「霊犬早太郎伝説」というものです。

今よりおよそ700年程も昔、光前寺に早太郎というたいへん強い山犬が飼われておりました。

その頃、遠州府中(静岡県磐田市)見付天神社では田畑が荒らされないようにと、毎年祭りの日に白羽の矢の立てられた家の娘を、生け贄として神様に捧げる人身御供という悲しい習わしがありました。

ある年、村を通りかかった旅の僧である一実坊弁存(いちじつぼうべんぞん)は、神様がそんな悪いことをするはずがないと、その正体をみとどけることにしました。

祭りの夜にようすをうかがっていると、大きな怪物が現れ『今宵、この場に居るまいな。早太郎は居るまいな。信州信濃の早太郎。早太郎には知られるな』などと言いながら、娘をさらっていきました。

弁存はすぐさま信州へ向かい、ようやく光前寺の早太郎をさがし当てると、早太郎をかり受けて急ぎ見付村へと帰りました。

次の祭りの日には、早太郎が娘の代わりとなって怪物と戦い、それまで村人を苦しめていた怪物(老ヒヒ)を退治しました。

早太郎は化け物との戦いで傷を負いましたが、光前寺までなんとか帰り着くと、和尚さんに怪物退治を知らせるかのように一声高く吠えて息をひきとってしまいました。

現在、光前寺の本堂の横に、早太郎のお墓がまつられています。

また、早太郎をかり受けた弁存は、早太郎の供養にと《大般若経》を写経し光前寺へと奉納いたしました。この経本は現在でも、光前寺の宝として大切に残されています。

引用:宝積山光前寺 公式ウェブサイト

このような、ストーリーを味わいながら散策できるお寺にあまり行ったことがなかったため、僕的には非常に新鮮でしたね。

早太郎の木彫は迫力満点でした。

あと、光苔の道も有名らしいですね。

最後に、本坊の庭園で抹茶をいただいて帰りました。

www.kozenji.or.jp

もろてってええよおじさん

ちょっとした余談ですが、「もろてってええよおじさん」に会いました。

僕たちがたまたま歩いていた道のそばで栗拾いをしていたおじさん。

栗もろてってええよ〜
何個でも持っていき〜
もろてってくれんと母さんに怒られんねん

結局、栗を7ついただきました笑

怖い神社

トイレを探して道なりに歩いていると、神社を発見しました。川のそばにひっそりと建っている神社。名前は「ぴんころ神社」らしいです。名前からすでに異様な雰囲気を演出していますが、鳥居の赤色がとても綺麗だったので、気になって入ってみました。

外に亀がいるのは普通っぽい。

でも、少し入ってみると……

めっちゃ怖い。この方はぴんころ様というらしいです。

そもそも、ぴんころとは、「ぴんぴんと健康で長生きし、亡くなる時は苦しまずに大往生をとげること」を意味しているらしく、「ぴんぴんころり」を親しみやすくしたらしいです……余計に怖い……

まぁでも悪い神様じゃないっぽいので、健脚祈願の大わらじを踏ませていただきました。

【ぴんぴんころり発祥の地 『伊那谷 ぴんころ神社』】ぴんころ神社は人生を最後まで健康で楽しく生きる事を祈願した”健康長寿祈願”の神社です。『ぴんころ』とは、『ぴ…
www.big-advance.site
たけみや
たけみや

あっ……あれからめっちゃ歩くようになったかも。ぴんころ様のおかげですかね?

という感じで長野旅行に関してでした。実は、ここで紹介した以外にももっといろんなイベントがありました。総じて言えるのは出会う人は全員優しく、すぐに話しかけてくれること。東京にいたらそんな経験はできないので。ノープランだったもののとても充実した2日間でした。また行きたいなぁと心から思います。

今月考えたこと

今月考えたことを書きます。とはいえ、ありえないくらいブログを更新できなかったので、当時と気持ちが変化しているかもしれません。でも、構成だけ事前に作っておいたので、それに倣って当時のことを思い出しながら書こうと思います。

①:休もう

今月は本当に全然休めませんでした。せっかく24日くらいから仕事を休んだのに……もちろん、旅行や焚き火、友達と会ったり……人と会うために休みは作りましたよ。ただ、1人の時間がなかったという話ですね。

いつも誰かと会っていることって、本当にありがたいんですけどね。いろんなことを吸収できたり、純粋に気分転換ができたりするので。でも、それ以外の時間ずっと仕事をしていたので、ちょっと疲れてしまいました。来月は1人の時間が作れるといいなと思います。

②:他の仕事もやってみよう

現状、Webライターとアルバイトみたいなことをしています。でも、なんか物足りない。僕自身のコンテンツを全く生み出せていないんですよね。ブログはやっているんですが、それは今ほとんど趣味みたいな感じになっているので、仕事にカウントできません。何か別の仕事をやってみようと思いました。

そこで、僕には何ができるかを考えてみました。

  • モノを作る(プロダクトデザインやっていたので)
  • 音楽を作る(機材は一通り揃っているので)
  • 本を書く(Kindleとかで割とすぐ出版できるので)

今のところ、このくらいかなぁ……中でも、仕事と両立してストレスなくできるのは「モノを作る」だと思うので、そこら辺から手をつけていこうと思っています。できるかわからんけど。

③:楽しいことを優先する

最近、とあるサークルの焚き火に参加したり、少し歩いてみたり、ハードオフに行ってみたり、料理したりと「僕の人生にはあまり関係ないだろう」と思うようなことに積極的に取り組んでいます。理由は「仕事ばかりしすぎて楽しいことしていないなぁ」と感じたからです。

もちろん、仕事で成果を出すためには仕事にのめり込むことも必要です。でも、僕の性格上、とことんやりすぎると頭がおかしくなって、かえって仕事ができなくなるんですよね。自分でも丁度良いバランスを取るのが苦手だと分析しているので……そういったイベントに積極的に参加して分散させようと考えました。

そういうことで、今後は自分のもとに舞い込んできた「楽しい話」に積極的に参加しようと思っています。「旅行行こうぜ」「焚き火しましょう」「メタバースやってみませんか?」「骨董市があるよ」と、イベントがあったら参加します。「明日納期だから……」にならないようにしたいですね。

④:ライターじゃないかも

自分はライターじゃないかもしれません。というのも、文章を書くことや知識を身に付けることは好きなのですが、文章だけで止める必要はないかなと最近思うようになったからです。

たまたま来た仕事を受ける「なんでも屋」くらいの立ち位置がいいんじゃないかなと。例えば、友人からデザインを任せてもらったり、自分でモノを作って販売したり、コーヒーを提供したり。できることならなんでもやるのが自分の性に合ってると思います。無償でも逆にお金を払ってでも「楽しい」と思えることに積極的に挑戦していこうと思います。

なので、ライターという肩書きではなく、おしいれからいろんなことをやる人に変わっていきます。

今後のブログ方針

今後はブログを楽しむツールとして活用しようと思います。もちろん、以前のようにWebライターに関する情報を公開することもあるでしょう。でも、それをメインでやるのはやめたという話です。僕自身もある程度Webライターで稼げるようになってきたので、そこで得たお金を使っていろんなことに挑戦していきます。その過程をブログで紹介していこうとか思っています。

ちなみに今は、木でカトラリーをつくろうと考えています。突然木工コンテンツばかり発信する時期があるかもしれませんが、それはそれでよろしくお願いします。

2022年9月まとめ

2022年9月のおしいれマガジンだというのに、10月を飛び越えて11月になってしまいました。
まぁ、仕方ないですね。僕もだいぶ忙しかったので。そこで自分の体力を消耗してまでブログを書こうという気持ちにはなれませんでした。
でも、今後楽しいことに積極的に挑戦していけば、ブログ熱が再熱するかもしれません。その時が来るのか……自分自身も楽しみですが、今はそうなりそうな予感がしています。
とにかく、楽しみながら適度に仕事も頑張っていきたいと思います。
来月もどうぞ、よろしくお願いします。