Webライターの仕事の選び方|月収70万円ライターが3つのポイントを紹介

Webライターの仕事の選び方|月収70万円ライターが3つのポイントを紹介

こんにちは、Webライターとして4年ほど活動しているたけみやです。

悩める人
悩める人

「どんな仕事を受ければ、収入をUPさせられるの?」
「断ってもいい仕事の基準がわからない」
「どの仕事に応募すればいいか迷っている」


Webライターとして活動していく上で、このような悩みに直面した方も多いのではないでしょうか。

そして、「どの仕事を辞めればいいのかわからない」と困っている方も少なくないでしょう。
本記事では、月収70万円のWebライターが仕事選びで意識しているポイントや、収入をUPさせたいWebライターがすべき3つのことなどを紹介します。

最後までご覧いただければ、僕のように家に引きこもりながら作業しつつ、安定した収入を確保できるようになりますよ。ぜひ参考にしてみてください。

たけみや
たけみや

Webライター歴4年の武宮です。
最高月収は70万円。
基本的には家でカタカタと文章を書いて暮らしています。

仕事選びのポイント

仕事選びのポイントは主に3つあります。

  1. 時給4〜5,000円を満たすこと
  2. ストレスが少ないこと
  3. 自分のパフォーマンスが発揮できること

僕自身、この3つを意識して仕事を取捨選択した結果、月収70万円を稼ぐことができました。もちろん、ここから記事を読み進めて「そんな条件で選ぶ必要はないでしょ」というものがあれば、外していただいて結構です。

とはいえ、僕自身は本当に重要なポイントだと感じていて、月収を増やしたいという方のお悩みを解決できると信じているので、ここは特に詳しく解説していきます。

①:時給4〜5,000円を満たすこと

仕事選びで最も重要なポイントは「時給」です。時給が低ければ、いつまで経っても収入を増やすことはできません。例えば、次のような2つの案件があったとしましょう。

  • 月間10本依頼してくれる3,000文字1,000円の記事
  • 月間2本依頼してくれる3,000文字5,000円の記事

これらの案件は両方とも、「1万円」稼げる案件です。しかし、明らかに後者の方が案件を終わらせるのに時間がかからないはず。後者の場合、1時間に3,000文字書ける人であれば、時給5,000円稼ぐことができます。一方で、前者の場合、1時間3,000文字かける人は時給1,000円しか稼げません。

このように、時給で単価を計算することがとても重要です。具体的には、

単価÷記事にかかる時間

を計算し、時給が4〜5,000円を超えるように設定するのがおすすめ。

ちなみに、僕は3,000文字5,000円のような案件を大量に受注し、月収70万円を稼ぐことに成功しました。もちろん、1本15,000円というような単価が高い仕事もありますが、そういった仕事よりも時給的には「3,000文字5,000円」の方が良い場合もあるので、時給の意識は忘れないようにしましょう。

②:ストレスが少ないこと

次は、精神的な話ですが、ストレスの少ない仕事を選ぶことも重要です。ストレスがかかる仕事をしていては、大量の休憩が必要になり、収入を増やすことができません。仕事と適度な距離を保ちながら安定して書き続けられるような案件を受けるべきです。

例えば、僕は以下のような案件を受けていました。

  • FBが多く、心がやられる案件
  • コミュニケーションが多い案件
  • 連絡が杜撰な案件

こういった案件を受けていたことで、少しずつ精神的にやられてしまいました。しかも、こういった案件に限って単価も全然はずみません。「単価が高ければ我慢したかもしれないなぁ…」と思いながら、単価交渉をし、それでもダメだった案件はすぐに捨てるくらいの感覚で仕事を選んでいくと、ストレスなく収入を伸ばしていけるでしょう。

③:自分のパフォーマンスが発揮できること

「自分に合っているか」も重要です。他の人には楽にこなせる案件だとしても、自分にとっては難しいことがあるかもしれません。自分に合っていないということは、ミスマッチが発生している状態。収入は安定しませんし、ストレスもかかります。そういった案件はやめてしまうのが良いでしょう。

ありがちなのは「記事執筆+入稿」で単価が発生するというものです。「記事執筆は得意だけど、入稿作業に時間がかかるんだよなぁ……」という方もいらっしゃるでしょう。そういった方は、思い切って辞め、執筆のみの案件に切り替えることで、大幅に収入を伸ばしていけるはずですよ。

たけみや
たけみや

僕はそのタイプでして、辞めた途端、収入が20万円UPしました。

仕事選びに文字単価は関係ない話

「文字単価を上げて収入をUPさせよう」という話をよく耳にしますが、2年ほど経験してきた僕的には、仕事選びに文字単価は関係ありません。もちろん「自分に合っている案件」で、「文字単価が高い案件」であれば、やった方がいいです。

ここで言いたいのは、無理に文字単価を上げるための仕事選びはかえって逆効果ということ。少し背伸びした状態で仕事しても、ストレスがかかって押しつぶされてしまうので、文字単価で選ぶのではなく、仕事のやりやすさで選ぶようにしましょう。

例えば、3時間で1記事書き終わる15,000円の案件と、1時間で1記事書き終わる5,000円の案件があったら、僕は後者を選びます。

このように、「仕事のやりやすさ」で選ぶのが大切。決して「文字単価だけ」で選ばないようにしましょう。

70万円稼ぐために捨てた3つのこと

僕は、約2年で月収70万円を確保することができました。
ここまで、割といろんな対策を講じてみたり、「これがいいんじゃないか?」と自分なりに仮説を立てたりしましたが、結論、いろんなことを「捨てる」ことで月収がUPしていったと思います。

ここでは、僕が収入をUPさせるために捨てたことを3つ紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

①:つまらない仕事

まず、つまらない仕事は捨てました。
例えば、次のような仕事ですね。

  • 構成+執筆+WP入稿→文字単価1円
  • コミュニケーションがうまく取れない案件→1.5円

単価の低いものを捨てることはもちろんですが、たまに、コミュニケーションが全然取れないクライアントがいるんですよね。そういった案件も断りました。

コミュニケーションの取れない案件とは、こちらの質問とかを無視して自分の言いたいことだけ言ってくるようなクライアントとの案件です。ディレクターさんが忙しいのはわかるのですが、そんな環境で良い記事を書けるわけもないですよね。

「つまらない仕事を断るべき!」という話をすると、

辞めること=ダメなこと

と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、辞めるのにも勇気が必要で、実は辞めることの方が続けることよりも難しかったりします。

僕自身、つまらない仕事をやめて、自分の好きな仕事だけ取り組むようになってから収入がUPしました。もし、「断りきれない」と感じていて、仕事を続けてしまっているのなら、今すぐ辞めるための努力をしてみてください。

②:つまらないプライド

Webライターになってすぐの僕は、文章に対してプライドを持っていました。

  • 文章なら誰にも負けない
  • 読みやすい文章が書けている
  • フリーランスで月25万円も稼げているなんですごいじゃないか……

など思っていたことがあります。
しかし、そういったプライドはWebライターとしての活動を妨げる大きな要因でした。こう言ったプライドがあると、それ以上努力することを放棄してしまいます。なので、昔の僕のようにプライドを持って取り組んでいるなら、捨ててしまいましょう。

  • もっとうまい人はいる
  • 自分にとって読みやすくても、他の人にとっては違うかもしれない
  • もっと稼げている人がいる

こんな感じで、自分のプライドをへし折っていきましょう。最初は辛いのですが、いずれ仕事に対する「こだわり」がなくなります。変なプライドを持ちながら作業するよりも、俯瞰して冷静に、文章に対して向き合うことで見えてくることがあるはずです。

③:うまい文章を書くこと

「うまい文章を書こう」と思いながら日々学習を続けている人もいるかもしれません。しかし、一度自分の胸に手を当ててみてください。うまい文章ってなんですか?

「わかりやすい文章」
「情報の密度が高い文章」
「流れがきれいな文章」

多くの方は、上記のような文章を見ると「うまい」と感じるでしょう。しかし、それら全てを網羅的に満たす文章ってないんですよね。小学生が書くような「わかりやすい文章」は大人からすれば「薄い」と感じてしまいます。学者が書く「情報の密度が高い文章」は一般人からして難しすぎます。「流れがきれいな文章」は少し引き伸ばした薄い文章であることが多いでしょう。

じゃあうまい文章って何?そんなのないじゃん。ということになるので、僕たちWebライターはあまり上手く文章を書こうとしない方がいいです。

伝えるべきことが正しく伝われば、それでOKなので、「うまく書こう」という意識自体を取っ払ってあげましょう。

ここで、僕が実践した「うまく書かない」方法は、しゃべりながら文章を書くことです。タイピングに自信がある方であれば、喋りながら同時並行で文章を書く。苦手なら音声入力を使用して文章を書いてみると、正しく伝わる文章が書けると思います。

収入をUPさせたいWebライターがすべき2つのこと

次に、Webライターが収入をUPさせるために重要な2つのことを紹介します。

①:強めに単価交渉する

1つ目は、強めに単価交渉をすることです。単価交渉をすることで、案件の単価が2倍、3倍に上がっていくので、収入も2倍、3倍にUPさせられます。

実際に、僕自身も何度か単価交渉を行ったことがあります。額が大きいもので言うと、文字単価1円の案件が3円に上がったこともあるため、馬鹿にできません。

また、単価交渉に失敗した場合は、案件自体を断る口実にもなりますので、強めに単価交渉をするのがおすすめです。以下のような感じですね。

単価交渉の例文

お世話になっております。
最近、さまざまな企業様からご依頼をいただくことが多く(クライアント)様よりも単価の高い仕事も増えてきました。
今後も(クライアント)様と取引を続けたいと考えているのですが、こちらも生活がかかっていますので、優先的に他の案件をお受けする必要があります。
もし可能であれば、単価をUPしていただけると、今後も安定して案件を受注できるのですが、いかがでしょうか?
具体的には現在〇〇円でお受けしていますが、××円まで単価を上げていただくことはできませんでしょうか?
ご検討いただけますと幸いです。

②:書くスピードを上げる

2つ目は、文章を書くスピードを上げることです。
僕自身、以前は1時間で1,000文字ほどしか書けませんでしたが、現在1時間5,000文字程度書けるようになりました。これだけで単純計算5倍の報酬になりますよね。

もちろん、記事の質を落としてはいけませんが、ある程度書き続けているとタイピングと頭の回転が早くなり、一定のクオリティを保ちながら高速で文章が書けるようになります。

とにかく作業を続けるのみですが、1時間にどれくらい文字が書けるのかの意識を持ちながら、大量に文字を書いていけば、書くスピードが上がっていき、1年ほど経つ頃には2倍、3倍と文字数が増えていくはずですよ。

まとめ:Webライターは仕事を選びましょう

本記事では、仕事選びで意識すべきポイントや、収入をUPさせたいWebライターがすべき3つのことなどを紹介しました。以下の基準で仕事を選ぶと、僕のように月収70万円程度、稼げるでしょう。

  1. 時給4〜5,000円を満たすこと
  2. ストレスが少ないこと
  3. 自分のパフォーマンスが発揮できること

本記事の内容も参考に、仕事選びについても考えてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました。