ブログに必要な文章力とは?現役Webライター/ブロガーが教える10のコツ

ブログに必要な文章力とは?現役Webライター/ブロガーが教える10のコツ
悩める人
悩める人

ブログを書いているけど、他の人のブログと比べて文章力が劣っている気がする…
もっと文章力があれば、もっと成果が出るんだろうな…
文章力を磨く方法が知りたいです。

本記事の結論ですが、そもそも文章力を鍛える必要はありません。なぜなら、文章力は勝手に身についていくものだからです。

なので、磨くというよりは、いくつかのコツを使って事務的に文章を書いていけばいいのです。

本記事では、ブログを書くのに文章力が必要ない理由や、文章力がなくてもブログが書ける10のコツについて紹介します。

たけみや
たけみや

ちなみに僕は現役のWebライターです。1日2万文字程度執筆、月収は50万円ほどいただいています。また、現在7クライアント様から継続で依頼をいただいているので、文章力には割と自信がある方です。とはいえ、実は僕自身、文章力を磨いたことがありません。

なので、本記事で紹介している10のコツを意識して執筆すれば、すぐにでも、僕くらいの文章力は簡単に身につけられるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

ブログを書くのに文章力は必要ない

そもそも、ブログを書くのに文章力が必要ないという話をしました。

大きく3つの理由があるので、簡単に解説しますね。

理由①:読者は魅力的な文章を求めていないから
理由②:文章力は書けば勝手に身につくから
理由③:文章に完璧はないから

理由①:読者は魅力的な文章を求めていないから

Web記事を閲覧している読者はどのような人でしょうか?

基本的には何かに悩みがあって、問題を解消したいと考えている人が読みます。つまり、その人の頭の中にはこのような言葉が浮かんでいるのです。

悩める人
悩める人

必要な情報を今すぐ知りたい
「悩み」をもっと素早く改善できる方法はないかな
自分の悩みに最適な情報を知ったらWebを閉じてすぐ行動したい

つまり、小説を読んでいる読者とは違い、「隙間時間で素早く情報を収集したい」と考えているということになります。

なので、小説のような魅力的な文章は必要なく、正しい情報を素早く伝えてくれるブログの方がいいブログとして認識されるわけです。

たけみや
たけみや

テンプレみたいな文章でも、読みやすいほどいいというわけですね。

理由②:文章力は書けば勝手に身につくから

文章力は、書けば勝手に身についていきます。

おそらく、100記事程度執筆すれば、最初の頃とは見違えるくらい文章がうまくなっているはず。

たけみや
たけみや

僕自身も昔の文章を読むと、成長したなぁと感じることが多々あります。

とはいえ、その期間やっていたことは文章を書いているだけ。インプットはしていましたが、特に何かを意識して執筆したわけではありません。

なので、ブログを書くのに文章力は必要ありません。勝手に身につくので、数年後の成長を期待して執筆すればいいのです。

悩める人
悩める人

そんなので大丈夫?

と思うかもですが、本当に大丈夫なんですよ。

理由③:文章に完璧はないから

悩める人
悩める人

文章力が欲しい

と思っている人ほど、文章に「完璧がある」と思っています。しかし、完璧な文章ってありません。なぜなら、言語は非常に曖昧なものだからです。

Aさん:語感が良い文章が最高!と思っている
Bさん:内容が素晴らしいから最高!と思っている
Cさん:わかりやすい文章が最高!と思っている

こんな感じ。

でも、それら全てを満たす文章っておそらく存在しませんよね。

たけみや
たけみや

平均より上は目指せても、オール5を目指すとどこかが4になってしまうみたいな。

なので、文章においては完璧を求めずに、とにかく自分の文体で執筆すればいいですよ。

また、ブログにおいては文体が個性になるので、特に気にしなくてOKです。

文章力がなくてもブログが書ける10のコツ

基本的には文章力は不要ですが、ここで紹介する10のコツを意識して執筆すれば、一定のクオリティを保ちつつ文章を書けるようになります。

  1. 構成を決めてから執筆する
  2. PREP法で執筆する
  3. 話すように書く
  4. 文法は気にしなくていい
  5. 難読漢字は不要だと考える
  6. 指示語はあまり使わない
  7. 記事のペルソナを決める
  8. 漢字・ひらがな・カタカナをバランスよく含める
  9. 文章のねじれに気をつける
  10. 文章だけで記事を構成しない(吹き出しや画像)

それぞれ詳しく解説しますね。

①:構成を決めてから執筆する

文章を書くうえで最も重要なことは、構成を決めてから執筆することです。

構成とは、文章の流れのことですね。ブログだったらH2やH3みたいな見出しのことを構成と言います。

ここを決めるだけでさまざまなメリットがありますね。

  • 文章が書きやすくなる
  • 文章の前後でずれが起きなくなる
  • 執筆中に思いついた見出しを入れやすい

などです。

なので、構成を作成してから文章を執筆しましょう。

構成の作成方法については以下の記事でも紹介しています。

②:PREP法で執筆する

PREP法とは、ざっくりいうと文章が書きやすくなる型です。

本来は文章ではなくプレゼンなどで用いる方法なのですが、ブログ執筆でもめちゃめちゃ使えます。

たけみや
たけみや

全ての文章をPREPで執筆してもいいくらい、完璧な型です。

ちなみに、PREP法は、4つの英単語の頭文字をとって命名されています。

P:Point(要点)
R:Reason(理由)
E:Example(例)
P:Point(要点)

PREP法に関しては、以下の記事でより詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

https://takemiyanoblog.com/prep/

③:話すように書く

たけみや
たけみや

これは、僕が最も効果があると思う方法です。

読んで字の如く、人と話すように文章を書けばいいということです。

なぜなら、文章って脳内会話を文字に書き起こしたものだから。この文章を読んでいる人は、文章を「声」として認識し、脳に入れていきます。

なので、普段話すように文章を書いた方が読者の頭に入りやすくなるでしょう。

仮にWebライターのような仕事をしている場合は、クライアントさんの要望に合わせて文体を変更する必要があります。ただ、自分のブログの場合は、基本的に自分が全て管理できるので、この書き方が効果的なんじゃないかなと思っています。

たけみや
たけみや

ちなみに、この書き方をしていれば、企業ブログとかとも差別化できるので、ブログの「価値」が積み上がっていきます!

ちなみに「話しながら書く」というところで、、音声入力を駆使すると、めちゃめちゃ早く文章が書けますよ。

詳しくは以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Webライターは音声入力を活用すべき!1h5,000文字書ける話
最近、 音声入力でライティングを行っています。タイピングよりも明らかに音声入力の方が早く執筆できるからです。実際、タイピングでは1時間に2,500文字程度しかで…
takemiyanoblog.com

④:文法は気にしなくていい

「話すように書く」と似ていますが、ブログの文章においては、文法を気にせず執筆するのがおすすめです。なぜなら、読者は堅苦しい文章を求めていないからです。また、文法がちょっと違ったからといって、気づかない場合が多いので。

文法を気にして執筆していると、1記事書き上げるのに相当な時間がかかります。そうなってしまうと、ブログを書くのが苦痛になってしまうかも。なので、自分が書きやすいように、文法は気にせず執筆するのがいいと思います。

たけみや
たけみや

おそらく、ブログを書いている人は文章が好きなはず。ひどい文章を書くことはないと思うので、別に意識せずとも大丈夫です。

⑤:難読漢字は不要だと考える

  • 懸念する
  • 滑らか
  • 云々

のような少し難しい漢字を使って頭良くみせる人がいますが、あまりおすすめではありません。

たけみや
たけみや

だって、わかりやすく書いてくれた方が絶対に伝わりやすいので。あと、難読漢字を調べる方が時間かかりません?

なので、小学生でもわかるような漢字を使って文章を書いていきましょう。

ちなみに、本題とは少しずれますが、「グロース」「リソース」「MTG」みたいなIT用語とかもやめておきましょう。

⑥:指示語はあまり使わない

  • その
  • あの
  • このことから

みたいな指示語はあまり使わない方がいいです。なぜなら、指示語が指している部分を理解するのに時間がかかるからです。それならいっそもう一度指示語が意味する単語を出現させた方がいいでしょう。

特に、Web記事は飛ばし読みされる可能性が紙面より高いです。ますます指示語は分かりづらくなってしまいますから、できる限り指示語を使わないよう心がけましょう。

⑦:記事のペルソナを決める

ペルソナとは、より深くまで設定した読者のこと。

ペルソナを明確に設定すると、相手に伝わりやすくなります。

それだけでなく、どんな内容を記載すべきかがわかるので、自分としても文章を書きやすくなるというメリットがあります。

ペルソナ設定って意外に時間がかかる作業ではありますが、しっかりと設定してから執筆した方が良いでしょう。

以下の記事では、ペルソナ設定の方法についてめちゃめちゃ詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

⑧:漢字・ひらがな・カタカナをバランスよく含める

少しテクニック的な話になりますが、文章を書く際に漢字・ひらがな・カタカナのバランスを意識して執筆すると、見栄えが良くなります。

たとえば、

言う事→いうこと
文章の執筆→文章をかく
お願い致します→お願いいたします
ことば→コトバ
三人→3人

みたいな感じですね。

意識的にバランスを整えるのは難しいですが「ちょっと詰まっているな」と思ったら見栄え重視で文章を書くことが大切です。

⑨:文章のねじれに気をつける

文章がねじれていると、違和感が生まれ、離脱につながるケースもあります。

OK

私が好きなのは、プラモデルを組み立てることです。

NG

私が好きなのは、プラモデルを組み立てます。

たけみや
たけみや

少し極端な例ですが、NGの文章はねじれていますね。

こう比較すると分かりやすいのですが、長い文章を書いていると忘れがちなので、注意しましょう。

⑩:文章だけで記事を構成しない(吹き出しや画像)

ブログの良さは、文章以外も使えるということです。

たけみや
たけみや

このように、吹き出しや

ボックスなんかも作れますね。

あとは、画像を入れたりもできます。

これらの機能を使ってブログを作ると、文章だけの時よりも見やすくなります。意識的にこれらの機能を活用して、より華やかなブログを作ることが大切です。

まとめ:書けば文章力は勝手に身につく

本記事では、ブログを執筆する上で文章力が必要ない話や、文章力がなくても読まれるブログの書き方について紹介しました。何度も言いますが、文章力は必要ありません。とにかく書きまくれば自分の文章力が上がっていくことに気づくでしょう。

また、本記事で紹介した「ブログのコツ」は、簡単に取り入れることができるものばかり。場合によっては意識することで執筆スピードが上がることもあるでしょう。

ぜひ、本記事の内容を意識して、ブログを執筆してみてくださいね。

たけみや
たけみや

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たけみや
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