ブログ構成案の作り方が知りたい
質の高い構成を作って、自分のブログをたくさんの人に見て欲しいな
いきなりライティングを行うのはNGって本当?
など疑問を抱えていませんか?
この記事の内容
- ブログ記事の構成案とは
- 構成案を作るメリット
- ブログの構成案を作る具体的な手順
- より質の高いブログ構成案の作り方
ぼくは専業のWebライターです。普段から構成を作成したり執筆したりしています。
ブログ運営歴は他のブログもあわせて4年。最初の方は何もわからずブログを執筆していました。最近はブログ運営の知識が身に付いたので、発信しています。
ブログの構成案って作成するのは難しいですよね。どのような手順で作れば良いかわからない方も多いのではないでしょうか。
本記事を最後まで読むと、構成案の作成方法が理解できます。
本記事では具体的な7ステップで解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
contents
ブログ記事の構成案とは
構成案とは、ブログ記事全体の設計図のようなものです。
- タイトル
- 見出し
- 記事全体の流れ
これらの情報を決めていきます。
構成案の重要性
構成案はブログ記事を作成する上で最も重要な工程です。
なぜなら、ブログ記事全体の流れが決まるからです。
記事全体の流れが分かりやすければ、内容が正しく読者の元に届きます。
なので、構成案は入念に作る必要があるのです。
例え話:家を建てるとき
職人がどれだけ高級な木材を使って、高い技術力を発揮したとしても、設計図が悪かったら、いい家にはなりませんよね。
ブログ記事も同じで、高い文章力を持ってしても構成案が悪ければ台無しなのです。
構成案には時間をかけましょう。ぼく自身もブログを書く時は30分以上かけた構成案で執筆しています。
構成案作成のコツはペルソナを精密に決めること
構成案を作成するときのコツはたった1つ。ペルソナを決めることです。
ブログ記事に訪れる「読者」の具体的な像のこと
詳しくは以下の記事でも紹介しています。
ペルソナの例:この記事の場合
今あなたが読んでいるこの記事の場合は、ペルソナをこのように設定しました。
- ブログを運営している(運営歴は3ヶ月ほど)
- ブログ記事の構成案がうまくいかない。
- どうすればうまくできるか知りたい
構成案はこのペルソナに向けて作ってあげればいいのです。
相手の悩みを予想して、それに答えられる構成を作るのですよ。
メンタリズムみたいな感じですね。
↑ちょっとわかりにくいかも。後で解説しますね。
構成案を作るメリットは2つ
構成案を作るメリットは2つあります。
- SEOで上表示できる
- 読者にわかりやすい内容が届く
ここがとても重要ですので、順番に詳しく解説します。
メリット1:SEOで上位表示できる
Googleは読者に最適な内容を上位表示するよう、日々アップデートを重ねています。
ブログ記事を書く目的は1位を狙うことだと思いますので、まずはGoogleにウケるブログを書く必要があります。
Googleロボットは人間のように文章を把握することはできません。
全て単語で把握しているのです。
文章 構成 ペルソナ ブログ =ブログ文章構成の話だな
このように理解して、どの記事を上げるか判断しています。
見出しの順序が綺麗な構成案は、人間だけでなくロボットも読みやすいので、SEOに強いコンテンツが作れるのです。
見出しタグについてまだ理解していない方は、こちらの記事をご確認ください!
メリット2:読者にわかりやすい内容が届く
これは言うまでもありませんが、わかりやすい構成案は読者満足度につながります。
- 見出しを見て「自分にマッチしている記事か」を判断する
- 見出しで「わかりやすい記事か」を判断する
構成案を丁寧に作れば、「自分にマッチしていてわかりやすい記事」だと判断されるので、読者にしっかりと届きますよ。
ブログの構成案を作る具体的な手順【7ステップ】
ここでは、ブログの構成案を作る具体的な7つの手順を解説していきます。
ステップ1:狙うキーワードを決める
ステップ2:共起語をなんとなく把握する
ステップ3:ペルソナを決める
ステップ4:ニーズから潜在的な悩みを把握する
ステップ5:読者が抱える問題点をあらいだす
ステップ6:問題点から見出しを決める
ステップ7:文章を入れたときの全体像をイメージする
ステップ1:狙うキーワードを決める
まずはキーワードを決めましょう。
キーワードを設定することで
- SEOからの流入を期待できる
- 読者の悩みを絞れる
- 読者が抱える潜在ニーズに気づきやすい
後に考えるペルソナの理解がしやすくなりますよ。
本記事の場合は「ブログ 構成案 作り方」のキーワードを狙っています。
ここからは、このキーワードを狙う前提で進めていきますね。
ステップ2:共起語をなんとなく把握する
ここでは、共起語をなんとなく把握します。
使うツールは「共起語検索」シンプルで使いやすいです。
使ってみると、こんな感じですね。
共起語とは、キーワードと同時に使用されやすいワードのこと。
SEOの効果を高められるので、共起語は構成に関わる重要なパーツです。
共起語をできるだけ含められるような構成案を作るようにしたいです。
「ブログ 構成案 作り方」の場合
→「デザイン・業務・ライター・WordPress」この辺りは含めづらいので、どうしたら記事内に含められるかを考えます。
共起語は「なんとなく」が大事
企業のブログ記事で共起語を不自然に使っているサイトがありますが、それはあまりよくありません。
SEO的には効果があるかもしれないけど、読者にはいい印象を与えないからです。
なので、できるだけ文章中に含めるとしても「なんとなく」共起語を頭の片隅に置いて執筆した方がいいですよ。
ブログ記事を読むのは人間なので、情報が詰まりすぎている記事は嫌悪感を抱かれてしまいますからね。
ステップ3:ペルソナを決める
キーワードと共起語から、ペルソナを考えます。
今回の「ブログ 構成案 作り方」の場合は
- ブログを運営している(運営歴は3ヶ月ほど)
- ブログ記事の構成案がうまくいかない。
- どうすればうまくできるか知りたい
こんな感じで想定しました。
ちなみに、ペルソナはもっと詳細まで詰めた方がいいですよ。
例えば、
- 過去の自分
- 友達
- 家族
- 漫画の主人公
など、ペルソナ人間を頭の中で生み出します。
過去の自分がわかりやすいですかね。
この記事の場合は「構成案の作り方がわからない過去の自分」を想定読者にしています。
ステップ4:ニーズから潜在的な悩みを把握する
次に、読者の悩みを考えます。
悩みには「健在的なニーズ」と「潜在的なニーズ」があります。
健在的なニーズ:読者が気づいている悩み。例)服が汚れているから綺麗にする方法が知りたい
潜在的なニーズ:読者が気づいていない悩み。例)同じ服を安く買う方法があれば知りたい
健在的なものはペルソナからなんとなく想像できます。今回の場合は
- ブログを運営している(運営歴は3ヶ月ほど)
- ブログ記事の構成案がうまくいかない。
- どうすればうまくできるか知りたい
なので
ブログ構成案の作り方
実際のブログ構成案を知りたい
なぜ構成案が重要なのか
構成案作成のコツ
もっと質の高い構成案の作り方
構成案を作った後のライティング
のような感じになりますね。
健在ニーズはすぐにわかりますが、潜在ニーズは想定に時間がかかります。
ニーズの想定は以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
https://takemiyanoblog.com/potential-needs/ステップ5:読者が抱える問題点をあらいだす
キーワードとニーズと共起語、これだけではまだ弱い可能性があります。
なぜなら、基本的に自分が考えたことを基準にしているからです。
自分が考えつくことなんてほんの少しで、自分の答えが必ず正解とは限らないので、他の人の意見も参考にしましょう。
具体的には「キーワードで検索して競合を分析する」ということ。
上位10サイトを参考に、抜けているニーズを洗い出しましょう。
ステップ6:問題点から見出しを決める
ステップ5で洗い出したニーズを使って、構成案に使うものを決めます。
競合を検索して「ペルソナとマッチしていない」ニーズもあると思うので、そちらは除いて見出しを作成します。
本記事の場合は以下のニーズを採用しました。
- ブログの構成案について
- ブログの構成案を作る方法
- より質の高い構成案の作り方
- 構成案を作った後の文章の書き方
これらのニーズから、以下の見出しができました。
- ブログ記事の構成案とは
- ブログの構成案を作る具体的な手順【7ステップ】
- より質の高いブログ構成案の作り方
- ブログ記事構成案を作った後の文章の書き方
キーワード・ニーズ・共起語の洗い出しは時間がかかりますが、そこに時間をかければ、見出しは簡単に作れますよ。
ステップ7:文章を入れたときの全体像をイメージする
最後に、作った見出しを上から順番に見ていって、どんな文章が入るかをイメージしましょう。
実際に軽く文章を書く人もいますが、僕は頭の中で考えてしまいます。
忘れそうなものはメモする感じで。軽く全体像をイメージしましょう。
より質の高いブログ構成案の作り方
より質の高い構成案を作る方法は、次の通りです。
- 無駄な見出しは作成しない
- 検索意図のズレを排除
- 見出し内の文章を減らす工夫をする
順番に解説しますね。
無駄な見出しは作成しない
無駄な見出しを作成してしまうと、デメリットしかありません。
- ニーズから逸れる
- 分量が多くなる
- 必要ない情報が読者に伝わる
離脱につながりますし、自分の作業時間ももったいないので、無駄な見出しは削除しましょう。
検索意図のズレを排除
検索意図から構成案がずれていると、読まれない記事を量産してしまいます。
検索意図:構成案の作り方が知りたい。読まれるブログを作りたい
記事の内容:構成案の作成方法を紹介。構成案の参考になるブログを紹介。
これだと、検索意図から若干ズレているので、読まれません。
なので、こういったズレを少しずつ探して修正していくことが大切ですよ。
見出し内の文章を減らす工夫をする
1見出しの中に入る文章が300文字以内を目指しましょう。
見出し内の文章が多すぎると、視覚的に読みにくい文章になってしまいます。
なので、分量が多くなりそうな箇所は見出しを追加して文章を分けましょう。
ブログ記事構成案を作った後の文章の書き方
構成案を作った後は、型に当てはめてライティングしていくだけです。
具体的にはPREP法を使って執筆します。
PREP法に関しては以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
https://takemiyanoblog.com/prep/まとめ:丁寧に作成したブログ記事の構成案はSEOにもユーザーにも届く
本記事ではブログ記事の構成案を作る方法について紹介してきました。
ステップ1:狙うキーワードを決める
ステップ2:共起語をなんとなく把握する
ステップ3:ペルソナを決める
ステップ4:ニーズから潜在的な悩みを把握する
ステップ5:読者が抱える問題点をあらいだす
ステップ6:問題点から見出しを決める
ステップ7:文章を入れたときの全体像をイメージする
構成案を作成するには割と時間がかかりますが、記事の質を決める重要な工程なのです。
読者満足度を高められる構成案作りを頑張ってみましょう。練習あるのみですね。
また、僕は過去こんな本を執筆しました。
この本では、この本では、ライティングの基本や、Webライターとして活動する方法について詳しく解説しています。もちろん、今回ご紹介した「構成の作り方」についても詳しく解説しています。
この本では、ライティングの基本や、Webライターとして活動する方法について詳しく解説しています。
対話形式で書いているので、長い本が苦手な方でもスラスラと読み進められると思います。ぜひ、コーヒー1杯分を我慢して、こちらを利用いただければ幸いです。お買い求めは以下の画像をクリック!
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