まず、今、少し悲しいことがありました。
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状況説明
某仕事探し掲示板で、記事制作の提案を送ったところ、すぐに返信がきて、その場でテストライティングをすることになりました。テストライティングだけでうまくいかず流れてしまうこともよくあるし、はじめての案件で勝手がわかっていないこともあり、いつも120%の力で取り組むわけです。
今回も、しっかりと案件概要を読み込んで構成を作成しました。構成といっても、
- 共起後
- 関連語
- 競合記事
- 潜在ニーズ
- 顕在ニーズ
- 記事の構成
を記入するだけのタイプでした。特に見出しの中に内容を箇条書きで記載する必要もなかったため、割とスムーズに。それでも読み込みも含めて1.2時間くらいはかかったかなという感じです。
それで、完成した構成を提示しました。その際、構成作成の際に気になった以下のような質問を。(ちょっとぼかします)
- 「関連する質問」が表示されていないが、大丈夫か
- SNSの情報がほぼないが、大丈夫か(サンプル記事にはSNSリンクが貼られていたため)
しっかりと指示書を読み取ってもわからなかった上の2つを質問した感じです。
すると、別件でメールが
競合記事の欄に記載されているURLを選んだ理由はありますか?「URL1」と「URL2」の方がどう見ても質が高いのになぜ?
という感じ。
おや?
僕の提示したURLよりもいいURL見つけたで!という話なのでしょう。それはいかんと、一度URLをクリックしてみました。すると、その2つのURLは僕がすでに見つけていたやつでした。
なので、
実は、さっきそのURLも調べたんですよ!でも、構成のサンプルには3つURLが記載されていたから、上から3記事記載したまでです。他のURLも控えてあって、こちらです↓URL10個羅列
というような返答をしようと。嘘でもなんでもなく、本当にそういうつもりでやったので。
それでカタカタしていたら、先ほどの回答が返ってきました。こんな感じ。
関連する質問〜〜→なしで大丈夫
SNSの情報がほぼないが、大丈夫か→他の埋め込みできますよね?
けど「なんか喧嘩腰だな」って思うようなメールの文章だったので、そこらへんで少し”おやおや”とは思いました。
これも返答。(ぼかします)
すみません。少し言葉不足でした。僕がSNSの埋め込みについて気にしていたのは、記事の視覚的な話であって「SNSの埋め込みができない分、少し画面が見づらくなってしまうけど大丈夫か?」という意味でした。
で、これはわかってくれたんでしょうか?まぁいいや。
そしたら次のようなメールが返ってきたんです。少し肝が冷えました。そして、少し嫌な気持ちになりました。(少しぼかしました)
申し訳ありませんけど、後出しで言われても全て言い訳に聞こえます。そんな言い分があるなら事前にしてください。「ご不明な点がございましたらお気軽にご質問ください」と書きました。
あと、クライアントに「僕」を使うのやめた方がいいですよ。他の方で使っているのを見たことがありません。
おそらく、URLの件についての返答だと思われます。(もしくは、URLとSNSの両いい分を見て)
話を2つに分けましょう。こんな感じ。
- 後出しで言い訳に聞こえる←今解説
- 僕はやめろ←今回の本題なので、あとで詳しく解説します。
“”おやおやおや??””
実は、さっきそのURLも調べたんですよ!でも、構成のサンプルには3つURLが記載されていたから、上から3記事記載したまでです。他のURLも控えてあって、こちらです↓URL10個羅列
↑これについて後出しだと言ってるんですよね?
う〜ん。でも、SEO記事作成の目的って上位表示を狙うことだから、順位の上から記載していくのが一般的なんじゃないかな?と思います。(実際、これまでに受けた案件も上から記載)それで、たまたまサンプルの構成に3つURLが記載されていたから、その通りにやったんですけど、それを後出しと言われた。
しまいには、「ご不明な点がございましたらお気軽にご質問ください」と書きましたよね?とキレられる始末。
今回のテーマとはズレますが、まず、この件で少し悲しくなりました。
だって、僕の立場からするとすごく明快なんですもの。これまで多くの構成作成では上位記事を順に記載しました。もちろん、これまでに作成してきた案件がイレギュラーで、本当は今回のクライアントさんがいうように、質の高い記事をピックアップするのが良いのかもしれません。
でも、そういう意見なら全く同じことがいえますよね。「競合記事として良い記事を3つピックアップする」というのは、本案件独特の慣習の可能性があるにもかかわらず、「ご不明な点がございましたらお気軽にご質問下さい」という点でツッコミが入るのはナンセンスだと思いました。もし、そういうルールがあるなら、事前に記載してほしいなと。
と思ったので、本当にそっくりそのままメールに返信しました。そして、僕は案件を辞退することにしました。
上で解説した部分については、多分僕が悪いのではなくて、お互いの認識がズレているだけだと思います。
僕:クライアントさんの時間を奪いたくないから、しっかりと案件概要を読み込んで最低限の質問をした
クライアントさん:たけみやが質問をしないから今回のようなミスが発生した。事前に聞いておけよ
これは、方向性の違いだと思うので仕方ありません。どちらが正解とかないと思います。たまたま今回わかりあえなかっただけで、僕側・クライアント側両方とも筋は通っていると。
長すぎました。すみません。でも、案件の概要を理解しないと状況がわからないと思ったので、詳細に書きました。
本題:「僕」は失礼にあたるのか
さて、本題です。
「僕」が失礼かどうかについては、正直なところ、指摘いただくまで全く考えたことがありませんでした。
だって、失礼だと全く思っていないんだもん。
実際、お客様との取引で「僕」を使っていたことが何度かあるかも?と思うくらいで、、これが失礼なことなら大問題です。
とりあえず、常識がないだけなのかもしれないので、色々と調べてみました。
3つほど意見があるので、引用させていただければと思います。
→「僕」はマナー違反ではないが、幼い印象を与える
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/keigo_tosin.pdf
→文化庁の提供する資料45Pには、基本的には 「僕」は、男性が日常の生活で用いる言葉であり「わたし」はやや改まった場面で用いる言葉である。と記載。
→「僕」はビジネスマナー違反
中にはビジネスマナー違反になるから「僕」はダメ!と記載されているものもありますし、「僕」でも大丈夫だけど、ややかしこまった場所では「私」を使った方がよいとも記載されています。
もしくは、ややカジュアルな場面なら「僕」でもいいとか、古代は「僕(やつがれ)」と呼ぶ単語で、へりくだった言い方だから、目上の人に対して使うなど…
てんでいろんなことが書かれています。
でも、どこを探しても「僕」がだめで「私」がよい本当の理由は、書かれていないんですよね。
うーん。もしこれに納得できる理由があって「僕」が失礼にあたるなら、直さなければなりません。たとえば「僕」が身分の低い人に対して使用する言葉だという、本当の理由があるとか。
でも、こちらとしても丁寧なつもりで表現しているのだから、、あれれ?となるんです。
それも、僕が会社員として働いたことがないからでしょうか?これが、いわゆる「無知」の可能性もあります。絶対に「私」を使わなければならないのに、その理由を知らないだけなら、その場合は、完全に僕の落ち度です。
もしくは、みんな誰も意味がわからず、ビジネスの場面では「私」を使っているんでしょうか?
まぁ、でもそういう曖昧な言葉って結構ありますよね。
僕の結論:「僕」を使い続けたい
確かに、お堅いビジネスの場面で「僕」というのは非常識なことなのかもしれません。
うーん。でも、僕の仕事スタイル的には「僕」を使い続けたいですね。なぜなら、仕事をするときに、お客さんと上下関係をつけたくないから。依頼する側がこちらだとしても、あちらだとしても対等な関係でいたいのです。
「僕」「私」「俺」「わたくし」という表現を使い分けなければならない堅苦しい状態で、仕事をしていては、パフォーマンスを最大限発揮できないですし、お互いに苦しいと思います。そういうの、本当無駄な慣習だと思うし、生産性には全く関係ないじゃないですか?
頑なですみません。この記事を読んだ方の中には「非常識だ」と本当に激怒する方もいらっしゃるかもしれません。が、本当の理由がわかるまではこの考え方を曲げたくないです。多分、日本人の8割くらいは「僕」でもいいんじゃね?と思っていると思いますから。
まぁ、この記事に書かれていることも結構わかるんですがね…
ご意見がある方は、ぜひお問い合わせからお願いします。できれば納得したいので……