身バレって恥ずかしい…!

身バレって恥ずかしい…!

誰かに見てほしいと思ってブログを書いているはずなのに、身近にいる人に見られると恥ずかしい現象。これって何なんでしょうね。
というわけで早速、名前で検索され、私のブログが知り合いに発見されてしまったのですが、顔が真っ赤になるというか、穴が空きそうというか……いや、何か別の表現がいいのかもしれない。とにかく恥ずかしい。

とはいえ、誰かに見てもらいたいなぁと思って続けていたブログなので、嬉しくもあるっちゃある。


久しぶりにブログを書こうかなぁと思った。というよりは、あの当時執筆していたスタイルとは異なり、今は車の中でノートに話しかけながら、つらつらと書いているわけである。

このスタイルの変化は、かつて押し入れの中でこもってパソコンに向かってタイピングしていた自分とは大きく違っている。あの頃から、人と話すようになり、コミュニケーションを取ることも仕事の一部だと感じるようになってきた。

この変化と少し近しい感覚が、今の自分にはある。とはいえ、今は車の中で書いてるわけだから、誰にも見られてないという安心感もあるけれど。

何が言いたいかはよく分からないが、「毎日、何かしら書かなきゃ」と納期に追われて焦るよりも、思考を巡らせながら、ゆっくり自分のペースでブログを書いているこの時間がとても楽しいなぁと思う。


車窓から見える三日月がとても綺麗だったりして。

さて、今日書こうかなと思ったのは、「価値のないことほど自分の価値になり、誰かの価値にもなっている」ことが、最近わかってきたから。

文章を書いたり、マーケティング関係の仕事をしたりしていると、わりと「○○○○してください」と、ダイレクトに頭ごしに伝えられることが多かった。しかもそのニーズがちょっとズレていたりして(初心者のため、あまり芯を食わない質問が来たりとか)。

いずれの場合でも、相手が思っていることをこちらに真正面からぶつけていることは明白で、それを解決するのが仕事だと思っていた。

でも、人の悩みや満足について考えたとき、その人が抱えている問題というのは、本人も気づいていないところにあるんだと感じる機会が多かった。

これは「潜在ニーズ」という言葉で片付けられるけど、マーケティングやライティングの話というよりは、もっと偶然の出会いみたいな感覚。

たとえばショッピング中に、自分が全く予期していなかったモノを見つけたときの感覚。
「コップのフチ子さん」なんて、誰も別に欲しいと思っていたわけじゃないけど、大量に売れた。
そういう、“わけのわからんもの”や“趣味全開のもの”に惹かれる人がいるということが、とても勉強になった。

最近では「AI DJ」というイベントで、AIで作成した曲を使ってDJをしている。
そのAI曲を作るプロンプトは、私自身がお酒を飲んで泥酔したときに思いついた言葉をそのまま入力している。

たとえば、
「ワニの歯茎からささみが出てきたよ」
「錆びた鳥たちはいつも苦笑いをしている」
「クリームパンとじゃんけんして勝った」
みたいな感じ。

意味不明で、特定の価値を生み出そうとして作ったわけではないけど、多くの人に笑ってもらえたり、感動されたり、「なんじゃこりゃ」みたいな顔をされたりする。

これこそが、誰かに価値を届けられていて、かつ自分自身も“産みの苦しみ”を感じずに制作できている状態なんじゃないかと思ってる。
とても生産性の高い状態。

「本質」という言葉を使うと軽く聞こえるけど、人が求める本質は奥底にある。
深すぎて、自分でも見つけられないけれど、実はとても近くにあるのかもしれない。
その“近い場所”を掘るために、私たちは日々もがいたり、裏技を探したり、AIを使ったりしているのだろう。

効率化は、真水のようにピンと合うニーズがあるときだけ、また、自分があまり楽しくないときにだけ使えばよくて、意味のないことをゆっくり考える時間は、むしろとても大切だ。

「ポテトチップスを山折りにするにはどうすればいいか」
「髪の毛を束ねて繊維を抜き取り、それでコピー用紙を作ったらどうなるか」
「入れ歯を買って、紙やすりで30日間磨いたらどうなるのか」

──そんな突発的に浮かんだ興味に飛びつくことは、大人になると減ってしまうけれど、きっと拾っておいたほうがいいことなんだと思う。金にはならないけど。

でも、それで稼ぐには、無理やり何かにこじつけてマネタイズしつつ、でも「こじつけ感」を出させないような工夫が必要だったりもするのかもしれない。
そこまで考えなくても、将来的には稼げる可能性はある。でも、考えた方が不安は少なくなるかもしれない。

こういう話は、結局まとまらないのだけれど、一旦吐き出しておくことで楽になるし、次の解決策が見つかったりするのかなぁと思って書いてみた。

音声入力はまだ精度が低く、編集作業をするのはいつになることやら。今日出せたら一番いいなぁ。


2025年5月2日