AIライティングで記事を速く書けるって聞いたけど本当?
私もできれば速く記事を書きたいから、AIライティングに挑戦してみたい…
けど、ほんとに質の高い記事が書けるのかなぁ? と疑問をお持ちではありませんか?
本記事では以下の内容を紹介します。
- AIライティングのやり方
- AIライティングでわかりやすい文章を書くコツ
- 【悲報】AIライティングは初心者には難しい話
AIライティングは、自動生成で記事を作るため、少しずるいと悪い印象をお持ちの方もいらっしゃると思います。
しかし、AIライティングで効率的に生成し、人間がわかりやすい文章に修正することで、素早く簡単に質の高い記事を作れますよ。
僕は、Webライターとして4年ほど活動しています。活動2年目あたりでAIを少しずつ使うようになりました。
結果、作業時間は約半分に。より質の高い記事が書けるようになったので、ストレスレベルは大幅に削減されたと思います。
この記事を最後まで読むことで、AIライティングのやり方がわかります。また、読者にもメリットがある質の高い記事を制作する方法がわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
AIライティングのやり方
さっそく、この記事の結論ですね。AIライティングのやり方を紹介していきます。
次の4ステップで作業を行うと、AIライティングができますよ。
- 構成を作成する
- 見出しの内容をAIで作成する
- 文字数が足りない場合はAIに追加依頼
- 内容を確認しながら読みやすく直す
各ステップを詳しく解説しますね。
ステップ1:構成を作成する
まずはステップ1。
記事の構成を作成します。
ちなみに、この構成部分をAIに任せるのはおすすめしません。
構成は記事の骨格であり、ここが定まらないと良い記事に仕上がらないからです。
そして、AIはこの部分が少し弱く、良い構成を出してくれることはほとんどありません。
なので、構成は人間の手で作ることをおすすめします。
ちなみに、構成の作成方法については別の記事で紹介しています。
ステップ2:見出しの内容をAIで作成する
次に、構成した見出しの本文をAIで生成します。
ChatGPTの場合、「H2:〜〜の構成に合わせて本文を作成して」と依頼すれば、本文を作成してくれます。
僕的にオススメなのは、Notion AIを使って1クリックで本文を生成してもらう方法です。
Notion AIには「長くする」という機能があり、こちらを使えば、クリックするだけで文章が作れますよ。
ステップ3:文字数が足りない場合はAIに追加依頼
「本文を作成して」と依頼した文章は、短くなりがちです。なので、追加で文章の作成を求めた方が効率的です。
具体的には、次のような感じで。
- もっと長くして
- 具体的な内容を追記して300文字程度で作成して
- 具体例を追記して
などなど。
この辺はどんな文章を書きたいかにもよりますが、このあたりで作成すれば、新たに文章を作れます。
僕の場合は、Notion AIで
「長くする」
→「具体的な例を含めて300文字程度で追記して」
と指示を送っていますね。
具体例を示しましょう。「コーヒーはドリップがおすすめ」という見出しの場合は、次のような本文が作成されます。
この文章に「具体的な内容を追記して300文字程度で作成して」と指示します。
すると、次のような文章ができあがります。
ステップ4:内容を確認しながら読みやすく直す
続いて、生成された内容をチェックし、修正を加えていきます。修正する理由は以下の通り。
- AIの文章は自然ではない
- 不正確な情報が混じっていることがある
- 薄い内容になっていることがある
E-E-A-Tの薄い部分を人間が追記してあげるイメージですね。
ちなみに、修正したら次のようになりました。
めちゃめちゃ短くなりましたけど、AIなんてこんなもんです。
AIライティングでわかりやすい文章を書くコツ
AIライティングは効率的に文章を書ける方法ですが、一歩間違えると質の低い文章を量産してしまいます。
ここでは、AIライティングを使いながらわかりやすい記事を書く、5つのコツを紹介します。
- 的確に指示を出せるようにする
- 自分の体験談を含める
- 例え話を入れる
- 内容を箇条書きに修正する
- AIの文章は崩す前提で使う
コツ1:的確に指示を出せるようにする
AIは「たくさんの」「魅力的な」「わかりやすい」といった曖昧な表現が苦手です。
そのため、わかりやすい表現で指示しましょう。
たとえば、以下のような指示はだめな例です。
コーヒーのおすすめの飲み方についてたくさんの情報をください。
これだと、AIがどの範囲の情報を記載すれば良いか分からないため、でたらめな情報を出すことがあります。
そこで、次のように改変しましょう。
ドリップコーヒーをおいしく飲む方法を3つ紹介してください。
これなら、ドリップコーヒーに関する情報のみを収集してくれるので、情報がデタラメになってしまう心配がありません。
AIは範囲を絞ることが重要です!
コツ2:自分の体験談を含める
自分の体験談を含めることもAIライティングにおいては重要です。
AIライティングは、抽象的な表現になりがちで、読者の行動を促すような文章を書けません。
なので、ここは人間が体験談を盛り込んで読者の行動を促しましょう。
たとえば、AIに任せると
「AIライティングを行う際には、文字で依頼をしましょう」
のような文章ができあがります。
しかし、読者にとってみれば、
どんなふうに依頼すればいいの?
どうお願いすれば、どんな文章が出来上がるの?
と疑問を持つことでしょう。
そういった悩みを抱えさせたままだと離脱につながるので、具体的な内容を盛り込むことをおすすめします。
コツ3:例え話を入れる
例え話を入れることも1つの方法です。特に専門的な記事に多いのですが、抽象的な表現では読者が満足しないことがあります。
たとえば、
Webアプリとは、Web上でアプリが使えるサービスです。Web上でクラウド保存されているので、いちいち保存ボタンを押さなくても自動的に情報を保管してくれます。
とい文章があった場合、IT系に明るい人なら全然わかりますが、70代のおじいちゃんには理解してもらえません。
しかし、以下のような文章を追加するとわかってもらえる可能性があります。
パソコンを使っているときに、実は裏側にお手伝いさんがいて、データを定期的にアプリに届けてくれています。なので、保存しなくてもお手伝いさんのおかげでデータを保存できているのです。
と記載すれば、わかってくれるかもしれません。このように、たとえ話を有効活用することで、読者の理解を促せるので、おすすめですよ。
コツ4:内容を箇条書きに修正する
AIは、項目を「、」で区切って文章を作成するクセがあります。ときには読みづらくなる場合があるので、その部分を、箇条書きに変化させてあげることで、読みやすい文章になるでしょう。
以下のような感じなので、箇条書きに変化させましょう。
コツ5:AIの文章は崩す前提で使う
AIの文章は、以下のような特徴を持ちます。
- すぐに嘘をつく
- 不自然な文章
- 具体的ではない
AIで生成した文書を全く修正しないまま使うと、どうしても質の低いものになってしまいます。
なので、必ず全て目を通して修正しましょう。
それってめちゃめちゃ手間じゃない?
と思うかもしれませんが、現段階ではAIでそのまますべての文章を生成する事は不可能です。
技術の進歩を願いながら、今は人間の目でチェックしましょう。
【悲報】AIライティングは初心者には難しい話
最後に、少し悲しいお話をします。
AIを使ったライティングは、誰でもできる簡単な作業なので、おそらく多くのライターが使っているでしょう。
しかし、AIライティングは一見簡単なですが、初心者が使うと失敗してしまうので注意しましょう。
理由を2つ紹介します。
- 「良い文章とは」を理解していないから
- AIへ投げかけるプロンプトを知らない
理由1:「良い文章とは」を理解していないから
1つ目の理由は「良い文章」を理解していないからです。前述したように、AIの文章はそのまま使うことができません。必ず修正する必要があります。
しかし、文章を勉強していない方は、どの部分が良くてどの部分が悪いのかを正しく理解していません。
その結果、良い部分を削ったり、逆に悪い部分を残したりする可能性があります。
そうなると、読者に質の低い文章を届けてしまうのは目に見えていますよね。なので、AIを使うとしても必ず「文章力」は必要です。
理由2:AIへ投げかけるプロンプトを知らない
生成AIに送るプロンプト。いわゆる「呪文」ですね。
これを理解していない方が多いので、初心者には難しいです。
「コーヒーについて教えて」のような抽象的な質問はAIを悩ませることにつながります。
具体的な表現をしなければ、仕事で使える文章にはならないでしょう。
ただし、この部分は少し勉強するだけで簡単に学習できます。
他記事で方法を詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
対策:AIを使わずに文章を書きまくること
上記で紹介した「初心者には難しい」という話ですが、、
対策はAIを使わず書く訓練をするしかありません。
いやー、書くのめんどくさい…
と思うかもしれません。
しかし、ライティングはれっきとしたスキル。
基本が身につかないと、AIを使って質の低い記事を量産し、クライアントから逃げられてしまいますよ。
文章の基本については、このブログで詳しく紹介しているので、読んでいただければ、自然と身に付くと思います。
まとめ
この記事では、AIライティングのやり方や、生成のコツなどについて紹介しました。AIライティングは誰にでもできますが、そもそものライティングスキルがないと、どの部分を修正すれば良いか分からず、いい記事に仕上がりません。
なので、まずは文章の基本を身につけたうえで、AIライティングに取り組むことが重要です。とはいえ、文章の勉強とAIライティングを同時にやっていくと、コスパがいいと思うので、ぜひ挑戦してみてください。
また、僕は過去こんな本を執筆しました。
この本では、ライティングの基本や、Webライターとして活動する方法について詳しく解説しています。
対話形式で書いているので、長い本が苦手な方でもスラスラと読み進められると思います。ぜひ、コーヒー1杯分を我慢して、こちらを利用いただければ幸いです。
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