マルチモーダルAI機能を搭載した AIグラス「Frame」が4月15日頃をめどに発売されるそうです。僕はここ半年ほどAIについて学習してきましたが、この商品は革新的な未来を生み出してくれる可能性があると考えています。
そして、僕はWebライターとして活動しているので、このデバイスがWeb記事制作に役立てられるのではないかと、未来を感じてワクワクしています。
ここでは、Brilliant Labsから発売されているFrameの簡単な紹介と、記事制作に役立てられるのかということについて詳しく紹介します。
Frameとは
Frameは、AI機能を搭載したメガネであり、周囲の世界を視覚的に分析し、見たり聞いたりするものを翻訳することで、デジタルと物理の世界を一つに結びつけます。
この技術は、OpenAIやWhisperによって強化されており、リアルタイムでウェブ検索を行うことが可能です。Frameはオープンソースで、開発者は自由にコードを改変し、新しいアイデアを実現できるようになっています。
Frameでできること
Frameには独自のAIアシスタント「Noa」が搭載されており、以下のようなことが実現可能です。
- リアルタイムの視覚処理
- 画像の生成
- 音声認識
- 翻訳
つまり、日常生活とWebをスムーズに繋ぐ拡張脳のようなものです。たとえば、海外旅行で標識の意味がわからない場合に、Frameに依頼すると、素早くNoaが情報を収集し、標識の正しい意味を教えてくれます。
また、公式サイトでは目にしたものに配合されている栄養成分を表示したり、商品の価格を検索したりする機能も搭載されていると記載されています。
Frameの特徴
Frameには他のXRグラスと比較して以下のような特徴があります。
- 耳にかける部分が非常に薄い
- 軽量(約40g)
- ほぼ眼鏡で違和感のないデザイン
まず、他のXRグラスと比較し、耳にかける部分が圧倒的に薄くなっています。画像を見る限りの情報ですので、詳細な比較にはなりませんが、Xreal Air2と比較して2分の1ほどの厚みとなっています。
また、軽量なことも大きな魅力です。僕の持っている通常のメガネが24gであり、それと比較すれば、若干重くはありますが、ほぼ眼鏡と同様の重量で AIが使えるのはとても魅力出来ではないでしょうか。
そして、ほぼ眼鏡で違和感のないデザインなことも特徴。XRグラス系の製品は、ごついサングラスのような印象で、「あっあの人XRグラスつけているな…」と思われてしまいますが、そんな心配もありません。
Frameで記事制作はできる?
この点、超期待しているところなんですけど、今のところ情報がありません。なので、僕なりに考察してみました。
記事制作はできるのか?
現在、情報があまり出ていないので、正確なことは分かりませんが、おそらくできると思います。というのは以下2つの理由があるからです。
- ホワイトボード機能がある
- オープンソースで情報が公開されている(頭のいい誰かがアプリを作ってくれるはず!)
まず、こちらの記事で「Noa」には以下のような機能があると記載されています。
■ドキュメント生成
ホワイトボードを作成し、同僚と共有可能なドキュメントとして生成する。
こちらの記事が信用に足るものと仮定すれば、ホワイトボードが使えるので、記事を生成することはできると思います。こちらからFrameに「〇〇という見出しで記事を作成して」と依頼すれば、内部でChatGPTが動いて、適切に動作してくれるのではないでしょうか?
とはいえ、性能がどの程度出るかはわからないですけどね……
もう1つ、オープンソースなので、誰か頭のいい人がアプリを開発してくれるのではないかと思っています。中でも、AIでの文章生成は主流の使い方なので、誰かが開発してくれるのではないかと。(めちゃめちゃ他力本願ですが……)
Frameを用いた記事生成のメリット
僕的には、次のようなメリットがあると考えています。
- 移動しながら記事が作成できる(車とか)
- いつでもどこでも記事制作ができる
- 記事制作に取りかかるストレスレベルが下がる
ちなみに、僕はこれまで以下のようなことに挑戦してきました。
- スマホに小型キーボードをつけて電車でライティング
- ChatGPTに音声入力で記事制作
- iPadのSpreadSheetからAPIでChatGPTを活用
これらは、一時的に定着しましたが、すぐに辞めてしまいました。Frameが定着することを信じて、僕は購入したいと思います……