[char no=”2″ char=” 悩める人”]ミドル・ロングテールキーワードって何?
なんで個人ブログは狙うべきなの?
ブログ運営でミドル・ロングテールキーワードを狙うコツってある?[/char]
など、疑問を抱えていませんか?
本記事では個人ブログが狙うべきミドル・ロングテールキーワードについて解説します。
- ミドル・ロングテールキーワードの概要がわかる
- 個人ブログがミドル・ロングテールキーワードを狙うべき理由・狙う際の注意点がわかる。
- ロングテールキーワードを狙う具体的な手順がわかる
[char no=”1″ char=” たけみや”]ぼくは現役のフリーランスWebライターでブロガーです。
SEOは答えがありませんが、実践・フィードバックを繰り返して日々ライティングを行っています。
個人ブログを運営するにあたっては、ミドル・ロングテールキーワードを狙うべきという結論に至ったので、本記事で解説します。[/char]
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ミドル・ロングテールキーワードとは
キーワードには3種類あります。
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- ロングテールキーワード
この図のように、キーワードの月間検索ボリュームで区別されます。
ミドルキーワード:500〜1万まで
ロングテールキーワード:0〜500まで
おおよそ、このくらいのボリュームでキーワードが分かれており、キーワードのボリュームが減るに連れて競合も少なくなる傾向にあります。
また、各キーワードは以下のようなキーワードであることが多いです。
ミドルキーワード:東京 旅館(キーワード2文字)
ロングテールキーワード:東京 旅館 1F(キーワード3文字)
あくまで1例ですが、検索ボリュームとキーワードの連続数によってビッグ・ミドル・ロングテールと分類されます。
個人ブログの戦略としては、ビッグキーワードを狙うよりも、ミドル・ロングテールキーワードを狙うのがおすすめ。
ビッグキーワードは競合が公式サイトなど、非常に強いので、避けた方がいいと感じています。
ただし、ビッグキーワードをミドル・ロングテールから狙う方法もあります。こちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
個人ブログがミドル・ロングテールキーワードを狙うべき理由は3つ
個人ブログがミドル・ロングテールキーワードを狙うべき理由は3つあります。
- 競合が弱いので上位表示しやすい
- ニーズが明確な読者を狙える
- CV(成約)しやすい
順番に解説しますね。
競合が弱いので上位表示しやすい
ミドル・ロングテールキーワードを狙うと、上位表示できる難易度が格段に下がります。
なぜなら、同キーワードを狙っている競合は個人のブロガーだけだからです。
ビッグキーワードを狙うと、競合は企業のサイトや、その分野の専門家のサイトが上位表示されてしまいます。
そんな競合に個人の弱小ブログが勝ち目ないですよね。
なので、ミドル・ロングテールを狙って、上位表示させるのがおすすめですよ。
ニーズが明確な読者を狙える
読者の明確なニーズに応えることができます。
なぜなら、ミドル・ロングテールキーワードは2〜3語程度で構成されていて、ニーズを的確に示しているからです。
プログラミング パソコン スペック→プログラミングで使えるパソコンのスペックが知りたい
転職 東京 営業→東京の営業職に転職したい
このように、なんとなく読者のニーズが明確になります。
一方、ビッグキーワードである「東京」などの場合は、
- 東京の観光地が知りたい
- 東京の職場が知りたい
- 東京の名産品が知りたい
など、ニーズが分散してしまうので、想定読者が決まらないでしょう。
なので、明確なニーズに応えるならミドル・ロングテールキーワードを狙うのがおすすめです。
CV(成約)しやすい
ミドル・ロングテールキーワードの記事は、読者の深い悩みを解決できるので、CVしやすい傾向があります。
読者像を明確にすることで、読者に寄り添った共感できる文章を書けるので。
ミドル・ロングテールキーワードをコツコツ狙っていくことで、成約しやすい記事を作れるのです。
個人ブログがミドル・ロングテールキーワードを狙う注意点は3つ
ミドル・ロングテールキーワードを狙う際には注意点も存在します。
- 1記事だけだと検索ボリュームは少ない
- 検索ボリュームが小さすぎるキーワードもある
- キーワードを選別して記事を作る必要がある
1つずつ詳しくみていきます。
1記事だけだと検索ボリュームは少ない
ミドル・ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ないキーワードです。
そのため、1記事だけでは検索ボリュームが増えません。
対策としてはミドル・ロングテールキーワードで記事を量産し、内部リンクで繋ぐのがおすすめ。
各記事に流入した人をブログ内で周回させることができれば、PVを増やすことができます。
ミドル・ロングテールでブログを構成するのなら、多くの記事を入れて、記事内循環しやすいようなブログ運営をする必要があるでしょう。
検索ボリュームが小さすぎるキーワードもある
ミドル・ロングテールキーワードは検索ボリュームが小さいです。
特に、ロングテールキーワードは検索ボリュームがほぼ0という場合もあるので、そういったキーワードを狙ってしまうと、PV流入が期待できません。
実際に、キーワードプランナーを利用してキーワード数を確認してみると、月刊検索ボリューム10〜100程度のキーワードがたくさん存在します。
このようなボリュームが少ないニッチなキーワードだけを狙ってしまうと、検索の需要がなく、流入数を思うように増やせないケースもあるでしょう。
キーワードを選別して記事を作る必要がある
ミドル・ロングテールキーワードを探すには、キーワードプランナーなどを用いて、キーワードを分類する必要があります。
記事を作るより時間がかかることも多いので、ぶっちゃけ作業に時間がかかりますね。
とはいえ、キーワードを選別して記事を執筆していかないと、思うように記事が上がっていかないので、ここはしのぎを削って作業するしかないです。
ミドル・ロングテールキーワードを狙う具体的な手順
狙う手順は次のとおり。
- キーワードボリュームを検索(キーワードプランナー)
- ミドル・ロングテールをボリュームごとに分類する
- ロングテールキーワードから順に記事を作成する
この手順でやるだけですね。
それぞれやり方を詳しく紹介します。
1.キーワードボリュームを検索(キーワードプランナー)
Googleのキーワードプランナーを使って、キーワードの検索ボリュームを測ります。
こちらのページからGmailアドレスを入力して、調べることができます。
まずはキーワードプランナーにログイン
まずはキーワードプランナーにログインしましょう。
メールアドレスでログインできます。
次にキーワードを検索する
自分が狙いたいキーワードを検索します。
キーワードのボリュームを確認
キーワードプランナーは有料で広告出稿すれば、細かいキーワードボリュームを検索できますが、無料でも大まかなキーワードボリュームを確認できます。
ぼくは無料で利用していますがこんな感じで表示されますよ。
2.ミドル・ロングテールをボリュームごとに分類する
キーワードプランナーでボリュームを確認したら、大まかに分類していきます。
スプレッドシートやマインドマップを使って分類していくのです。
ぼくは面倒くさがりなので、スプレッドシートにコピペしてボリュームを分類しています。
視覚的に管理したい人はマインドマップを使いましょう。
こちらの内容は非常に専門的なので、より詳しくは以下の記事でご覧ください。
3.ロングテールキーワードから順に記事を作成する
自分が取り扱うトピックのキーワード分類が完了したら、キーワードごとに記事を量産していきます。
検索ボリュームとか関係なく上からキーワードの記事を執筆していくだけです。
記事のSEO対策に関しては他の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
4.関連する記事を内部リンクでつなぐ
最後に、関連記事で内部リンクを貼っていくだけです。
孤立記事が増えるとSEOであまり良くないので、基本全ての記事に内部リンクを貼って、孤立記事をなくしていくようなイメージですね。
ぼく自身、多分特殊な内部リンクの貼り方をしています。
ただ、内部リンクを貼る人の悩みはこの方法で解消できると思うので、ぜひ、ご覧いただければと思います。
まとめ:個人ブログはミドル・ロングテールキーワードを狙うべき
本記事では、個人ブログが狙うべきミドル・ロングテールキーワードについて解説してきました。
個人ブログを運営している人は、直接ビッグキーワードを狙っても上位表示させることが難しいです。
なので、まずはミドル・ロングテールキーワードから狙いましょう。
公式サイトや企業サイトが複数ある中で、SEO上位表示させるには重要な戦略なので、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてくださいね。