Artist / Takemiya Taiga Realtime AR & Physical Objects Based in Tokyo

AIDJ
SIGNAL

踊っている人に衣装を着せ、床から泡を出す。見えている現実のほうを書き換えることを、イベントの現場でやっています。押入れの中で作ったものを、外に持ち出すための場所です。

本業はAI活用のコンサルタントで、仕事場は0.5畳の押入れです。効率とか再現性とか、そういう言葉で回っている時間が一日の大半を占めています。

その反動なのか、誰もやったことがない「変」を作る時間がないと調子が出ません。鳴る蟲笛、印刷し終わった瞬間から動く財布、電池のいらない腕時計。ぜんぶ実用品としては微妙ですが、手に取った人が一瞬止まるのが面白くて続けています。

AIDJはその延長にあります。会場を飾るのではなく、会場の見え方そのものを触る。ヘッドセットを着けた人にだけ、目の前の友達が発光しはじめる。そういう変な体験を、ちゃんと現場で回る道具として組んでいます。

AIDJ

フロアの見え方を、その場で書き換える

01 / WHAT

現実のほうを書き換える

ヘッドセットを着けた人が見るのは、別世界ではなく目の前のフロア。そこに映る踊り手だけが、天使や悪魔や宇宙生命体に変わる。会場を作り込むのではなく、会場の見え方を作り込むアプローチ。

02 / HOW

骨をつかんで、上から着せる

ステージに向けたカメラの映像から姿勢推定で関節を拾い、その骨格にネオンの衣装を重ねる。床からは泡や触手が上がってくる。全部その場の計算で、事前に撮った映像は一切使っていない。

03 / WHY

VJ卓のように、手で回す

曲に合わせて効果を出したり引いたりできないと意味がない。エフェクトは数字キーに割り当ててあって、音に反応させるモードもある。まわす人がいて初めて成立する道具として作っている。

Tracking
MoveNet MultiPoseTensorFlow.js / ブラウザGPU推論
Subjects
最大 6 人1人あたり17キーポイント
Render
Canvas2D 加算合成外部ライブラリなしの自前描画
Output
PICO 4 Ultra有線USBでPC画面を大画面投影
1キャラ衣装 2床の泡 3触手 4別世界モード 6音リアクティブ 83D床 9グリッチ 0出力モード
Works

作っているもの

01

AIDJ Reality Filter

イベント用のARフィルター。ステージの踊り手を姿勢推定でつかまえて、6種類のキャラクターに変える。観客はヘッドセット越しにそれを見る。

AR Realtime TensorFlow.js
Prototype
02

ノア — 押入れのアバター

話しかけると仕事を受け取ってくれるアバター。裏では実際にPCが動いて作業が進む。見た目は雑談、中身は業務端末。

Avatar Agent Voice
Running
03

Desk Pad — 机がキーボードになる

パススルーMRで机の表面をフリック入力の盤に変える。スマホと同じ指の動きで、そのままPCに文字が入る。

MR PICO Input
In progress
04

王蟲の蟲笛

あの蟲笛を、実際に鳴る楽器として作り直した。リコーダーと同じ発音構造で、5つの部屋の長さをわざと不揃いにして、うなりを出す。

3D Print Instrument
In progress
05

チェーンメイルの財布

鎖を組んだ状態のまま出力して、印刷が終わった瞬間から折り曲がる二つ折り財布。組み立て工程が存在しない。

3D Print Print-in-place
Prototype
06

腕日時計

腕に巻いた筒を緯度の角度まで倒すと、真鍮の棒の影が内側の壁を指す。電池も電波も使わずに時刻が読める。

3D Print Sundial
In progress
07

鶴川団地プラモデル

住んでいた団地を、階段室の一区画からモデリングしてプラモデルにしている。マルーン色の縦帯まで拾う。

Blender Model kit
In progress
Live & Exhibition

出るところ

// 決まったものから追記していく
NEXT

AIDJ — 次回セッションTBA

日程と会場が決まり次第ここに出す。フロアに立つ人がそのまま変身して見える構成で回す予定。

Tools

使っている道具

TensorFlow.js MoveNet Canvas2D / WebGL PICO 4 Ultra OpenXR Unity Blender Bambu Lab A1 Claude Node.js WordPress

変なものを、一緒に出しませんか

イベントでの出演・展示、機材の持ち込み、共同制作。 どれも歓迎します。まず一度話すところからで大丈夫です。