WordPressでブログやウェブサイトを作るとき、見出しタグ（H2・H3）の使い方を知ることは、とても大切なことです。
このタグを上手に使うことで、読者が内容を理解しやすくなり、さらには検索エンジンにも好かれるようになります。
なぜなら、見出しタグは、サイトの構造を整理し、重要なポイントを強調する役割を持っているからです。
たとえば、お菓子作りのレシピで、材料、作り方、コツといったセクションに分けて紹介すると、読み手が欲しい情報をすぐに見つけやすくなりますよね。
この記事では、見出しタグの使い方について詳しく解説します。主に見出しタグ「H2・H3」を中心に解説しますが、最後まで読むことで、見出しタグの全貌が理解できるでしょう。ぜひ参考にしてみてください！
見出しタグとは？
見出しタグとは、ウェブページ上で見出しやタイトルを表すために使われるHTMLのコードの一種です。
HTMLでは、<h1>から<h6>までの6種類の見出しタグがあります。見出しの重要度に応じて1から6までの番号が割り当てられており、<h1>が最も重要な見出しを表し、<h6>へと番号が大きくなるにつれて、重要度が下がっていきます。
見出しタグの意味は、一般的に次のような感じですね。
- H1：タイトル
- H2：大見出し
- H3：小見出し
- H4：より小さな見出し
※H5以降はあまり使わない。
見出しタグの使い方
まずは、見出しタグの使い方を見ていきましょう。
H2タグの使い方
H2タグは、記事の大きな見出しに使います。具体的には、新しいセクションを作成する際にH2タグを使います。
たとえば、旅行の記録をブログに書くとしたら、H2タグで「京都の紅葉狩り」「美味しい京料理」といったH2見出しを作ります。
この記事の場合、次の項目がH2ですね。
- 見出しタグの使い方
- 見出しタグを使う際の注意点
- 見出しタグのSEO効果を最大化する3つの方法
H3タグの使い方
H3タグは、H2タグの下に、さらに細かい見出しを作るのに使います。たとえば前述した「美味しい京料理」のH2の下には、H3タグで「①おばんざい」「②教抹茶スイーツ」といったH3見出しを作成します。
H2の内容をより詳しく記載する感じですね。
ちなみに、この記事では、以下のような部分がH3見出しですね。
- H2タグの使い方
- H3タグの使い方
見出しタグを使う際の注意点
ここでは、見出しタグを使う際の注意点を3つ紹介します。
- 見出しタグは階層構造で設定する
- 本文の内容がわかる見出しタグを作る
- 読者のニーズを追うような見出しを作る
見出しタグは階層構造で設定する
見出しタグは階層構造で設定することが重要です。
たとえば、以下のような見出し構造を使用するのは基本的に禁止ですね。
- H3
- H2
- H4
- H3
- H3
というのも、H2よりもH3見出しの方が上に来ているからです。また、H4も混じっていますよね。
正しくは次のように修正が必要です。
- H2
- H3
- H3
- H3
- H4
本文の内容がわかる見出しタグを作る
見出しタグは、そのセクションの内容を簡潔に伝えるものである必要があります。そのため、読者が見出しを見ただけで、何について書かれているのかがわかるようにしましょう。
H2：本文の内容がわかる見出しタグを作る
と書かれていると、おおよその内容がわかりますよね。
こんな感じのイメージです。
読者のニーズを追うような見出しを作る
読者が何を知りたいのか、どのような情報を求めているのかを考えながら、追いかけるように見出しを作りましょう。
具体的には狙っているキーワードを見た時、人間がどんなことを思うのかを意識して、見出しを設定するのが重要ですね。
この記事の場合は
見出しタグってどんなものなんだろう？
と感じている方をターゲットにしており、そういった方が知りたいと感じている、3つの大見出しを設定した感じです。
見出しタグのSEO効果を最大化する2つの方法
それでは、最後に、見出しタグのSEO効果を最大化する2つの方法について紹介します。
- 見出しタグを使ってSEO評価を高める方法
- 【秘訣】読者の滞在時間を伸ばす見出しタグの設定方法
見出しタグを使ってSEO評価を高める方法
適切な見出しタグの使い方は、検索エンジンに記事の構造を理解してもらいやすくなるため、SEOにも良い影響を与えます。
特に、キーワードを見出しに組み込むことで、その効果はさらに高まります。詳しく知りたい方は「SEOの仕組み」について勉強してみてください。以下の記事で詳しく解説しています。
【秘訣】読者の滞在時間を伸ばす見出しタグの設定方法
見出しを魅力的にし、内容が読みたくなるように工夫することで、読者がサイトに長く滞在し、ページを深く掘り下げて読んでくれるようになります。
具体的には、以下のような内容を含めると、見出しタグの効果が高まります。
- お得な情報を盛り込む
- 新しい情報を組み込む
- 面白い情報を盛り込む
たとえば、次のような感じですね。
- SEOキーワードが検索順位を10%向上させる
- SEOキーワードは時代遅れ！？
- SEOはカナダの大学生が作った仕組み？
まとめ
今回は、見出しタグの使い方について詳しく解説しました。
見出しタグ（H2・H3）の理解と効果的な使い方をマスターすることで、上位表示を狙いやすくなります。
読者にとって読みやすく、検索エンジンにとって理解しやすいサイト構造を作るために、見出しタグの使い方をしっかりと理解してください。